足伏走馬
5月6日、近江八幡5大祭りのひとつである足伏走馬(あしふせそうめ)の神事を見に行ってきました。場所は、滋賀県近江八幡市加茂町にある賀茂神社本殿脇の馬場です。
足伏走馬とは古式の正式な形を残す競馬行事で、こうした行事は全国で二つしか残されておらず、いまひとつは全国的にも有名な京都上賀茂神社の賀茂競馬です。なんで近江八幡にこんな行事が残っているかというと、7世紀頃この辺りは朝廷の牧(国営の放牧地)だったんですね。加茂町の隣、岡山園地(通称牧キャンプ場)のある牧町の地名もそこからきている訳です。さらに後年、この地に京都賀茂神社の分霊社が創建され、また賀茂競馬の費用を賄う競馬料としてこの一帯が上賀茂社に寄進されました。こうした由来から当地でも京都の賀茂競馬に倣い、古式の競馬行事の形を継承する足伏走馬が行われてきたようです。詳しくは
こちらからどうぞw
競馬は、赤・黒に分けられた7頭の馬がトーナメント方式で優劣を競い、長さ約400メートル巾約10メートルの神社脇の木立に囲まれた馬場を、1回戦・準決勝・3位決定戦・決勝の7回走ります。この馬場、普段は車道のようですw
まずは、お馬さんの顔見せ。女性の騎手の方も一人いらっしゃいました。
馬待ちの木のところから駒を並べて歩を進め、太鼓の音を合図に疾走し始めます。
ほど近くを走り抜けていく様は、なかなか勇壮なんですが、一瞬のことでうまく写真が撮れない><
これなんかうまく中央にはまれば、それなりの写真だったのになぁ><
走馬は淡々と進み、今年の優勝はクロという馬でした。その後、アトラクションとして4頭立て・7頭立ての草競馬が行われました。ハッキリ言ってこっちの方が迫力がありますw 馬が駆け抜けた後はものすごい土埃でした^^;
この後表彰式が行われ、子供向けの乗馬体験も行われました。
思ったより人出がありましたが、たいして混雑もせず、田舎の風情漂うほのぼのした行事でしたw
おまけ。足伏走馬ならぬ足伏走人w
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