探検の殿堂

TaKa

2008年07月06日 20:39

 いや~、今日は暑かったですね。特に午前中が暑かった。うちの子はあんま出たがりじゃないんですが、家にいてもこんな暑いんじゃどっか行こ~といい出しまして、こんな日に相応しい、ちょっと前々から気になっていた場所へ行ってきました。

 近江八幡から国号8号を彦根方面へ車を走らせますと、愛知川に掛かる橋渡った右手にこんな看板があります。初めて見たときは、なんじゃらほいと思いましたね~ ネーミングになんか古の国際秘宝館チックな響きを感じてしまうのは、私だけでしょうか^^;


 ここから6キロほど車を走らせますと、現地に到着します。


 実はこちら、南極・ヒマラヤ探検のパイオニアである西堀榮三郎氏を記念した極めて真面目な博物館施設なんです。




 西堀榮三郎といわれてもピンとこないでしょうね。わたしもこの人そのものは全然知りませんでした。

 経歴見ると、登山家で探検家での上、化学者でもあり技術者でもあって、大学教授でもあります。

 けど一番ほほ~って思ったのは、誰でもご存知だと思われる「雪山賛歌」の作詞者として登録されてる人なんですよ。

 雪よ 岩よ 我等が宿り♪ ってやつですねw






 施設内は大きく分けて、3つのゾーンから成ります。西堀榮三郎の事績を展示す
るコーナーと、日本の探検家達を肖像画とキャプションで紹介するコーナー、そし
てこの施設の目玉といえる南極体験のコーナーです。

 入館+南極体験で、大人700円子供350円です。体験は随時やってるようです。
閑散とした施設かな~と思って行きましたが、皆さん考えることは一緒なのか、結
構観覧者がいましたね。体験も常に入れ替わりで行われてました。


 体験ゾーンは、まず入り口で諸注意等を聞き、南極のあらましのビデオを見ます。その後前室へ。ここで防寒着を着用。

 中へ入るとまず氷のトンネル。マイナス20度ほどだそうですが、やっぱ寒いです。 トンネルを抜けるとテントや本物の南極の氷が置いてあるちょっとした広場に出ます。ここでペンギンやオーロラの映像を見た後、ブリザードがやってきます。まあちょっと風が吹くだけなんですが、確かに体感温度はかなり下がります。連れ合いや子供は素足だったので、避難命令が出る前早々に別室に移動してました^^; 右写真子供が持っているのは、ハンカチで折った飛行機です。入り口で濡れたハンカチを貸してくれるのですが、体験ゾーンで振り回しているとハンカチはすぐパリパリに凍りますw

 ブリザードが吹いて避難命令がでると、昭和基地の様子を再現した部屋へ移動します。ここでは「南極物語」で有名なタロ・ジロの実写映像を見ることが出来ます。この部屋の温度は5℃ほどですが、暖かく感じましたよw


 体験終わって展示室内に戻ると、冷房効いてる館内にもかかわらず暑く感じます^^; とてもすぐ退館する気になれず、2Fのコーナーに舞い戻りました。


 2Fでは、日本探検小史と題されたビデオ映像や日本の探検家(自然に限らない)達の肖像画・略事績などをみることが出来ます。

 肖像画の一番最後の隣の空白には、こんなキャプションが貼ってありましたよ~






 ゆっくりしても1時間ほどの観覧時間でしたが、予想していたよりも楽しめました。近くにはお弁当をひろげるのに丁度良いひばり公園や、低料金ですが結構な敷地面積のあるすこやかの杜(もり)キャンプ場などもあります。お近くお出での際は、話の種に是非どうぞw

公式HP 探検の殿堂

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