北海道旅行 ~2日目の2~

TaKa

2008年08月29日 15:00



 8月11日から13日の2泊3日で北海道旅行してきました。前日の様子は こちら から 2日目の1は こちら からどうぞ。

 さて、いよいよ「北の国から」ロケ地の中心麓郷です。


 まず最初に訪れたのが、”2002遺言”で黒板五郎が廃材を集めて作った家々等がある「拾って来た家-やがて町」。上地図矢印の部分になります。

 最初に作った雪子の家と2番目のすみえの家。場内の家はいずれも内部に入ることが可能です。ほんとに様々な廃材が利用されて大変ユニークです。出窓はロープウエイのゴンドラでしょうか。圧巻だったのは天井等に断熱・防音材として張られた卵の紙パック。連れ合いは同じ物が沢山集まった状況やブツブツしたものがいっぱい並んでいる状景が苦手でして、身震いしてましたw ただ見えないところで強度上げてるんでしょうが、実際人が住むとして建築基準はクリアできるんですかね? って夢のないこといっちゃぁいけませんね^^;


 五郎の住んだ4番目の家。劇中の中畑木材の元作業小屋ですね。表の木製リールなどの机と椅子は、柳葉敏郎扮する中畑木材の娘婿と五郎が、糞尿発電について語ったところ。


 中はセットのままって感じです。息子純の友達で、自衛官となった正吉と五郎が酒を酌み交わすシーンが思い浮かびますね。表には黒板があって、「8/12 富良野町へでかけてきます。夜にはもどります。 五郎」との書き込みがあって生活感が漂ってます。これって劇中でてきたかな?


 純と結の家。え、そんな家ドラマにあったっけと思われる方もいるでしょう。ドラマ「北の国から」は、出演者の高齢化や長期の制作期間と多額の制作費用が掛かることもあって、”2002遺言”をもって終了してしまいました。しかしその後の脚本の構想はあり、それを具現化したのがこれという訳。
 

 結婚した純と結は、町にアパートを借りて住み二人だけの愛の巣に籠もります。ある折、五郎がまた廃材の家を作り始めたことを知り苦笑する純。それは再婚した中畑木材の社長が住む家だという。社長に会った純は、彼を冷やかします。しかし真顔になった社長の口から出てきた言葉は、あの家はお前たちの物だということ。五郎の家族への愛を知らされ、二人だけの生活に嬉々としていた自分を恥じる純。やがて純と結は、五郎が作った3番目の廃材の家に移り済むことになる。

 というような感じだそうです。家真ん中に排ガス規制かなんかで廃車となったバスがまるまる埋め込まれた家でした。


 ちなみに純と結は、現実世界と同じく離婚(吉岡秀隆と内田有紀)するそうです^^; そして純はこれまた離婚していた初恋の相手れいと再婚するのだとか。このドラマ、いろいろ考えさせられたりや感動するシーンも満載ですが、見続けてていつも思うこと、純ってほんとに成長しないのね^^

 長くなりそうなので・・・

 
 次に訪れたのが五郎の石の家。純の不注意から焼失してしまった丸太小屋再建のため、一生懸命働き買い揃え皮を剥き乾燥させた丸太を、またもや純の不祥事のため売り払ってしまった五郎が、あちこちの畑から掘り出され堆く積まれた石の山を見て、金なんか無くっても家は出来る!これで作くりゃ~いい、と一人こつこつ積み上げて完成させたという設定の家です。いわば、廃材の家の原点でしょうか。


 宮沢りえ扮するシュウが小径を通ってこの家の五郎を訪れ、風呂釜の前に座りながら湯船の五郎と、純とはもうダメみたいな会話をするシーンが目に浮かびますw


 ここからほんの少し離れた場所には、黒板一家が最初に住んだ廃屋があります。廃屋といってもドラマで住めるように手直しされましたので、普通の小屋です。建物は撮影当時のものではなく、後に復元されたものだとか。ドラマで、苦労して沢から引いてきた水道施設の様子も再現してあって、ウルウルきちゃいました^^;


 小屋前には、初めて廃屋状態の小屋を見た純と五郎の会話が記されていました。初めてキャンプに連れ出すor連れ出した子と親の会話に通じるものがあるかもw




 また朽ちた木の幹の中を刳りぬいた燻製器も置いてありました。劇中こうした燻製器が出てきたそうですが、覚えがないなぁ。

 こんなに大きい物はちょっと無理ですが、小さいものなら自分で作って遊べそうですねw






 お次は麓郷の森。黒板一家が2番目に住んだ丸太小屋を中心とし、レストランやお土産物屋・ギャラリーなどが点在します。ここで食したソフトクリームとトマトジュースは、大変美味でしたw


 丸太小屋全景。登場が古いのと、炎上シーンの印象が深くて、見てもあまりピンときませんでした^^; 建物は実際ロケに使われたものを移築したもので、炎上シーンはセットだそうです。


 ここには3番目に住んだ家もある(あった?)筈なんですが、どこにあったんだろ。滞在中気付きませんでしたが・・・

 この後は、さだまさしのサウンドを聞きながらロケ地周辺をドライブし、北の国から気分を満喫しました。なんか旨く雰囲気伝える写真が無いな>< 中畑木材のモデルになった麓郷木材株式会社には、中畑木材の表札も掛けてありましたよw


 半日ほど見て回りましたが、全く時間が足りないです。麓郷だけでも細かく見て回るには、一日掛かりそうですねぇ^^; 富良野市街にもロケ地は沢山ありますし。今度はラベンダーの咲いてる時期に訪れたいものです。

 「北の国から」見てない方には、面白くもなんとも無いレポですみませんでした~^^; (つづく

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