2007年12月13日
アイスバイン 下拵え編
アイスバインとは、豚の骨付きすね肉を塩ゆでしたもので、ドイツの伝統的家庭料理です。名の由来は、昔すね肉の骨をスケート靴のエッジに使っていたことからきているとか、煮冷ました肉の表面が肉汁と脂で白く覆われ氷のように見えるからだとか言われています。
そちこちにレシピありますが、うちのやり方を以下に。
まず肉の重量3%くらいの塩を肉の表面にすり込みます。それをビニール袋になるべく空気を入れないように密閉し、重石をかけて一昼夜置き血抜きをします。
漬け込み用のピックル液を作ります。水1ℓに対し塩200g・砂糖60gを入れて沸騰させ、そこに黒胡椒10粒ほど・ローリエ・香味野菜を入れて5分ほど煮立たせてから冷ましておきます。
そちこちのレシピよりかなり塩の分量が多いです。私も初めはもっと少なく作っていたんですが、出来上がりの肉がちょっとしょっぱいかなって位のほうが、肉の味がよく分かりおいしいですし、ポトフなどに肉を二次利用するにもこちらの方がいいみたいです。
液が冷めたら肉を入れ、液から浮かないように重石をして冷暗所で10日ほど寝かせます。
下拵えは以上で終わりです。完成編は肉漬けたのが月曜日でしたから1週間後に掲載の予定。
使用の豚肉は、カントリーファーム謹製 超高級豚肉 紀州岩清水豚 です。
完成編は こちら
Posted by TaKa at
13:00
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