またやろうと思ってること。

TaKa

2008年10月28日 13:00


 さてこれは一体何でしょう。ご存知の方も多いかと思いますし、知らなくともどこかで見たことはあるって方もいらっしゃると思います。これはオリエンテーリングのポストですね。今はコントロールと呼ぶようです。中学生くらいの頃、コースを求めて高尾山周辺など東京近辺を出歩いたものでした。

 オリエンテーリングは本来、地図とコンパスを用いて、山野に設置されたコントロールをスタートから指定された順序で通過し、ゴールまでのタイムを競う「走る競技」で、的確な地図読みによるコース取りと複雑な地形を走破する体力が要求される、いわばコースの無いクロスカントリー走といった感じです。しかし、日本では1970年代に、体力づくりのレクリエーション的な面から普及が計られて、多くの常設コース(パーマネントコース)が設置されたため、オリエンテーリングといえば、競技スポーツというよりコントロールを巡るハイキング的なイメージが定着しています。私がまたやろうと思ってるのも、このパーマネントコースを使うハイキング的なものですw

 先日滋賀県にあるパーマネントコースのひとつを見に行ってきました。大津市の皇子山コースです。


 コーススタート地点には、マスターマップと呼ばれる、コース内のコントロール設置場所を示した地図が掲示されています。この地点をあらかじめ入手した地図に書き写しコントロールを探し歩く訳です。地図は専用の物がスタート地点の近在の商店や宿泊施設の置かれている(有料)ことが多いです。ここは大津市役所の市民スポーツ課で扱っています。休日にコースを利用する場合は、役所は休みですし、民間でも休業の場合がありますので、あらかじめ問い合わせて送付等してもらうか、該当地域の5万分の1や2万5分の1の地図を用意する必要があります。


 ケータイに地図を写し、子供に地図読み任せてひとつだけコントロール目指して歩いてみました。コース内は名所旧跡が点在し、随所に琵琶湖が望めてなかなか気持ち良さそうなコースでした。子供もただハイキングするより、宝探し的な気分が味わえていいようです。またコントロールに記載されているアルファベットを記録し、日本オリエンテーリング協会に申請するとコース踏破認定証が、認定距離が100キロを越えると100キロ越えるごとに、これも申請すれば踏破認定盾が送ってもらえるそうです。目標持てるのもただハイキングするよりいいかもですね。

 このコースの始点は、皇子が丘公園の一角にあります。公園内には、広場や交通公園・大型遊具などが設置され、駐車場もそれなりにあり、夏には市民プールも利用できて、1日遊ぶにはもってこいの所ですよ。



 全国的に数多く設置されているパーマネントコースですが、補助金の打ち切り等で整備がままならず、コントロールが欠損していたり、道が無くなっていたり、コースそのものが廃止されていることも多いようです。手軽なレクリエーションとしていいと思うんですが残念ですね。滋賀県内にもかつて10ほどの常設コースがあったようですが、現在まともに稼動しているのはここを含め3コースだけだとか。近江八幡にもコースがあったのですが廃止されています。10年ほど前の情報ですが、コントロールは健在という情報があるので探してみようと思ったのですが、近江八幡YH前にあるスタート地点のマスターマップは、全く見えない状態になっていて不可能でした><

 キャンプ場選定の一要素としてフィールドアスレチックを考慮に入れてる我が家ですが、今後はオリエンテーリングも視野にいれたいと思ってます。県内ですと手始めにここ回って、その次はマキノ高原キャンプ場近くにある「マキノ土に学ぶ里」コースにキャンプがてら行けたらいいなw

 現在比較的良好な状態で稼動している全国のパーマネントコースの一覧は、こちら からご覧になれます。

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