先日伊崎国有林辺りへタラノメ採りに行きました。そこでちょっとした出会いがありました^^ 場所はこちら↓です。
家からはチャリで1時間強といったところでしょうか。琵琶湖沿いで、軽いアップダウンの続く県道25号を行きます。海津大崎みたいに沢山はありませんが、ところどころ桜並木もあり、対岸は比良山系の望めるなかなか良いサイクリングコースなんですが、交通量は結構多いです。
その訳は、途中かつて水ヶ浜キャンプ場があった辺りに、近江八幡の中でも有名な牛肉店の老舗
カネ吉山本の直営レストランである
ル・ポワン・ドゥ・ヴュや湖畔に立つカフェ
シャーレ水ヶ浜があるからなんですよ。他府県ナンバーなんかも駐車場にいっぱいとまってます。
特にシャーレ水ヶ浜は、湖側に突き出たテラス席があって、デートスポットとして著名なようです。ログハウス風の建物は、かつてのキャンプ場の管理棟だったとか^^;
目的地途中には、
近江八幡国民休暇村があり、温泉や湖水浴場・キャンプ場などもありますが、いづれまたご紹介しましょう。
さて、伊崎漁港入り口脇に、伊崎国有林ハイキングコースの看板が建っています。この伊崎国有林は、琵琶湖で竹生島に次ぐ、全国的にも最大規模の
カワウの大営巣地なんです。カワウは1970年代には、全国で生息数約3000羽にまで落ち込み、レッドデータブックの絶滅危惧に相当するほどとなりましたが次第に回復、特に琵琶湖では1990年代に入って爆発的に増加し、ここ数年では、竹生島と伊崎国有林のコロニーだけで毎年35000羽前後が生息しています。
カワウの営巣地では、巣作りによる枝折りやカワウの糞によって樹木の枯死が進行し、森林被害や景観被害が発生しています。またその捕食による漁業被害も相当な額に上ると考えられています。こうした被害の拡大を防止し、カワウの個体数減少とカワウと共生するための方策のひとつとして採られているのが、「伊崎国有林カワウと人の共生の森プロジェクト」で、このハイキングコースも、カワウは人は近づくと嫌がって巣を作らないとのことから、営巣地の限定・囲い込みを狙って整備されたものなんです。
まあ難しい話はさておき、ハイキングコースとしてはなかなか良いところでした。半島先端には、近江八幡5大祭りのひとつで毎年8月1日の行事
伊崎の竿飛びが行われる伊崎寺があります。入口看板からそう遠くないところにある展望台の眺めもなかなか絶景です。
この展望台で腹ごしらえしようと、持参のアルコールバーナーやケトル・カップめんをリュックから取り出したのですが、な、なんと
ライター持ってくるの忘れていた;; もっと歩こうと思ってたのに、あえなく退散です>< 道歩くより行き帰りのチャリ乗ってる時間のが長かった^^;
ちなみにこの日採取できたタラの芽は2本でした・・・ まだ時期が早い?
さて、お題の”遭遇”とは一体なにかと申しますと、展望台目指してこんな道を歩いているときでした。ふと顔を上げて前を見るとなにやら茶色い物体が! こっちはビクッとして立ちすくんだところ、その物体はどんどんこちらに向かってやってきます。5メートルほど手前まで来て向うもこちらに気付き、お見合いすること10秒^^ くるりと180度回転して元来た道をトコトコ走り去っていきました。
あわててカメラ出して後姿撮った写真がこちら。
タヌキですねw
野生のタヌキ見たのは2回目ですかね。昔城崎の温泉寺の境内近くで親子連れ見て以来です。けど今回ほど間近ではありませんでしたねぇ^^ さらに歩いていったらもう1匹いました。おそらく夫婦でしょうw 目的のタラの芽はあんまり採れず、お昼にもありつけなかったお散歩でしたが、タヌキと出会ったので帳消しかなwって話でした^^
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