旧浅井町(現長浜市)のデザインマンホールカバー

TaKa

2009年05月22日 11:00

 GWに行った高山キャンプ場内で見つけたデザインマンホール。キャンプ場の所在地は現在長浜市ですが、2006年2月の市町村合併前は浅井町でした。真ん中に「電気」とありますが、市町村所轄の電気のマンホールってどんなのなんでしょうかね。珍しいのかな? 同デザインで「汚水」とあるタイプもあるそうです。



 中央に円状に描かれるのは町の風景をデザイン化したもの。そこに町の木である「梅」の花を配してあります。上部の山は県下第2位の標高を持つ金糞岳をイメージしているのかもしれません。そしてその外側で包み込むように描かれているのは、町の鳥である「キジ」。地域の連帯と町の美しさを表現したものだそうです。

 ウメの花が5輪描かれているのは、おそらくデザイン上のことからだと思いますが、若しかすると、旧浅井町は1954年10月に湯田村・田根村・下草野村・七尾村がの4村が合併して成立し、2年後の1956年5月に上草野村を編入して平成の合併に至っていますので、5輪はこの旧5か村を示しているのかもしれませんね。

 ちなみにキジは日本の国鳥でもあります。確認のためちょっと調べたら、日本の国鳥をトキだと思っていらっしゃる方が結構多いらしいということにへ~って思いましたが、キジを国鳥と選定したのは1947年の日本鳥学会だそうで、なんら公的な機関では無いということにも驚きました。選定の理由にはいくつかあるようですが、一番の決め手は日本の固有種だからだそうです。鳥類の固有種はキジとヤマドリの2種だけだとか。個人的にはキジよりヤマドリのが好きかなw マンホールの図柄もカラーのやつじゃないと尾の長さからヤマドリと勘違いされそう?^^;


 こちらもキャンプ場内にあったもの。これはマンホールサイズじゃありませんが、マンホールサイズの物も存在するようです。



 デザインは、1570年に起こった姉川の戦いをモチーフにしたものだと思われます。左右に横断する川は勿論姉川。旧浅井町野村の姉川に架かる野村橋たもとには、姉川古戦場の石碑があります。上部の山は、旧浅井町ではありませんが、おそらく合戦の一方である浅井氏の居城があった小谷山ではないかと思われます。

 馬上の武将は、右側が旗指物に三つ盛亀甲らしきものが見えます。依って三つ盛亀甲に剣花菱が家紋である浅井氏の武将でしょう。左側の武将は、敵側として右側の武将に対峙しているのか、味方で語らってでもいるのかちょっと判らないですね~^^; 背負っているのは切裂と呼ばれる形状の旗指物でしょうか? 見る人が見たら分かるのかな。ご存知の方おられましたらご教授くださいm(_ _)m


 右側武将が背負っているのはこれですね。亀甲1つしかありませんが・・・


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