バイヤー ハンディーコット
十数年前に購入したキャンプベッドです。シートはカビの生えにくいポリエステルの帆布地、フレームは枠が木製で硬いベイマツ、脚部はスチール製です。現在アラガッシュコットの名で流通している物と同構造ですが、96年のアウトドアグッズカタログ見ると、幅で1センチ短く重量で0.9kg軽いようです。
L.L.Beanのタグ縫い付けてありますが、バイヤーのOEM品です。金具の所にBYERの文字が刻まれてます。L.L.Beanの日本ショップがまだ上陸してない頃、個人輸入で買いました。35ドル前後だったと思います。
組み立ては、布地を広げて脚部を収納袋から取り出し、片側を木製枠の穴に差し込み、
もう片側を押し曲げながら、反対側の木製枠の穴にはめ込みます。四箇所取り付ければ完成。はめ込みにはかなり力がいりますし、あらかじめ穴の向きを調整しておかないと苦労します。
収納は、まず脚部を引き抜き、枠を半分に折ってシートをたたみます。脚部の引き抜きには結構力がいりますし、抜いたときに跳ねるので注意が必要です。それからどうしても写真のような体勢で引き抜くことになりますので、シートを直接地面に触れないようにしないと汚れます。
それから脚部を収納袋に入れ、シートを両側から枠を芯に巻いて、脚部を入れた袋の両端を挟み込むように折り、
袋についているベルトを巻いてバックルをはめ、ベルトを締めます。脚部の収納袋が運搬用のハンドルになる構造です。
このコット、寝心地はまあいいですが、安定はあまりよくないです。乗っかってしまえばあまり問題ないですが、無造作に乗り降りしたり端に寝すぎたりするとひっくり返ります^^; 背が低いので危ないというほどでもないですけどね。
かつては安価・軽量の部類に入ってたんですが、いまはどうですかね~。とりたててチョイスする利点もそう無いような気も・・・ バイヤーはメインラウンジャーが人気が高く、お持ちの方が多いみたいですので、コットもお揃いでといった選択くらいしかないのかなぁ。
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