ウエムラ味噌

TaKa

2008年01月21日 13:00


 かの有名な冒険家植村直己が、山や極地へ行くとき必ず携行したという行動食「ウエムラ味噌」。簡単に作れて保存もきき、大変美味しいものです。

 適当な野菜を用意します。生食できるものならなんでもいいですが、大根のように水分の多いものは控えめに、レタスのような葉物も溶けてしまうので避けたほうがいいです。

 今回用意したのは、大根・韮・オクラ・人参・生姜・大蒜・葱・大根葉・ピーマンです。大葉入れたかったんですが、手元に無かった。これらを適宜みじん切り等で細かく切っておきます。長葱やオクラなんかは、風味や食感を残すためにざく切りもいいです。

 次に味噌ベースを作ります。みじん切りにした野菜とほぼ同量(重さではなく体積)の味噌にサラダ油+ゴマ油を8:2の割合で混ぜ、さらにそこに豆板醤・一味唐辛子・鷹の爪を輪切りもしくはみじん切りにしたものを適量加えます。

 あとは味噌ベースとみじん切り野菜を合わせて、よく混ぜるだけで完成。

 半日もすればうま味がでてきますが、3日後あたりからが食べごろです。冷蔵庫で1ヶ月は保存できます。そのまま酒の肴に、若しくは熱いごはんに乗せてどうぞ。適量をお湯で溶けば、即席味噌スープにもなります。

 注意点を二つほど。今回はわざわざ野菜を用意しましたが、皮や切れ端を利用して野菜の総量を少なめに用意したほうがいいです。野菜の種類が多いほうがうまいので、つい野菜の量が多くなっちゃうんですよね。味噌を同量使いますので、ひと月ではなかなか食べきれない量になってしまいます。上の写真の出来上がりの量だと、ひと家族分としてはたぶん多すぎです。

 もう一点はうますぎること。ご飯食べ過ぎますw

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