野蒜(ノビル)
昨日の午後、左義長見物の帰りに野蒜(ノビル)を少し採取してきました。
春のお手軽に採取できて食べられる山野草といえば、まず第一に頭に浮かぶのは土筆でしょうが、ノビルもかなり見つけやすい野草です。ユリ科の多年草で葱の仲間になります。全国いたるところの野原や畦、土手、道端に自生しています。
密集して生えていることが多く、茎の太いものだけ1本ずつ抜こうとしても途中で千切れてしまうことが多いです。一株まとめてといった感じで引き抜くことになります。土が固いとそれでも途中で千切れることがままありますので、スコップ持参して周りを少しおこすようにすると良いでしょう。ただ畦に生えてる場合は、迷惑になりますので掘らないようにしましょう。
上のを引き抜いたところ。全草食用でき、葉などは細かくきざんで薬味等に使えますが、主に食べる部分は根近くの球状になっている鱗茎です。大きいやつだけよって後は埋め戻しましょう。また持って帰って庭の隅やプランターに植えておけば、成長したやつを後で食べることも出来ます。
よく洗って土を落とし、ひげ根を切って薄皮を1枚剥ぎます。
一般的には、すこし湯がいたものに酢味噌をつけて食べることが多いようですが、うちでは冒頭写真のように生のまま味噌をつけてかじります。かなり香気が強いですが、酒の肴にぴったりですよ。
また湯がくと球の部分だけを噛み千切りにくくなりますので、茎はすべて落としておいてもいいでしょう。
他に全草きざんで餃子の具に混ぜたノビル餃子もおつですが、私が1番好きなのは素揚げです。鱗茎だけを軽く揚げて塩振って食べます。これも酒の肴に最高ですw
ちなみにいつもと写真の形が少し違うのは、
携帯電話のカメラの練習に撮った写真だからです^^;
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