意外な燻製

　うちは燻製の際、ほとんどチップを使ってますが、煙の調整はなかなか面倒なものですよね。温度上げすぎて熱燻になってしまったり、逆にほとんど煙が出ずに燻煙出来なかったり・・・　そんな失敗をせずに楽々温燻できるのがスモークウッドです。先日出かけた際、お店で割れたり崩れたりしたやつが処分品に並んでいたので、全部買ってきちゃいましたｗ　ひとつ100円です。ちょっと使いづらいかもしれませんが、燃えちゃえばいっしょだからね。


　そこで前々からやってみようと思っていた燻製を作ってみました。その燻製とは・・・


　最近燻製よくやるので、売ってる燻製なんかも昔より興味があります。いろんな燻製売ってるものですが、最近なかでも気になったのがこちらの鯖の燻製。

【超希少な高級珍味】酒の肴に最適！脂の旨みがさらに際立つ！“魔法のスモーク”サバの燻製

　鯖塩焼きにすると良く分かると思いますが、鯖の脂って独特の香りがありますよね。食べ過ぎるとちょっとウッてきそうなあれ。それが燻製にすれば香りが相殺されて、いい感じの風味になるんじゃないかと。さらにこれね、レア＝半生なんですよ。写真みると実に旨そうｗ

　で早速作ってみたいところなんですが、そこは海無し県の悲しさ、刺身にできるような鯖はまず売ってません＞＜　うーんでも食べてみたい。まあ注文すればいいんですが＾＾；　塩鯖でやろうかとも思いましたが、レアには出来ないし、炭焼き塩鯖とあんまり変わらないような気もするし・・・

　そこで閃きました。　しめ鯖ってどうよ！　けど酢の物の燻製って聞いたことないよなぁ・・・

　ネットで、燻製　酢の物　で検索してみると案の定それらしい物はヒットしません。やっぱり＾＾；と思いつつ　燻製　しめ鯖　で検索すると、


なんとあるじゃぁないですか！

鯖の脂と燻製の香りが織り成すまさに極めの味わいとろしめ鯖の燻びたし


　で、今回しめ鯖燻製に挑戦してみた訳ですｗ


　材料は冷凍庫にあったしめ鯖ｗ　崩れかけのスモークウッドを燻製器に入れ火を点けます。


　表面が乾燥してないと燻煙が付きにくいのですが、レアにしたかったこともあって冷凍のまま表面拭いて燻煙にかけました。始め5分ほどはガスにも火をつけて強火で炙り、後は20分ほど火消して放っておきました。


　出来上がり見たときは全然色づいてないじゃん＞＜って思ったのですが、写真でみると結構色付いてますね。酢じめされて色が変色してますので、レアかどうかはちょっとわかりづらいですね～。身が薄いので火通っちゃったかな＾＾；


　お味の方は、ハッキリ言ってかなりいけます！　意外なものが燻製に合うもんですね～ｗ　今度は解凍して冷蔵庫に置いて水分をちょっと飛ばし、始めにトーチで炙ってから冷燻っぽくやってみましょうかね。


　残り火で卵・ウインナー・カレイ干物も燻製にしました～　カレイは熱燻です。めちゃめちゃ色付いてますね、カレイ。


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