伊勢うどん
「伊勢うどん」ってご存知ですか? 三重県伊勢市を中心に古くから食べられている郷土食で、農林水産省が平成19年度に、全国各地の農山漁村で脈々と受け継がれ、かつ「食べてみたい!食べさせたい!ふるさとの味」として、国民的に支持されうる郷土料理を選定した「
郷土料理百選」にも選ばれました。その大きな特徴は、極太でこしの無い柔らかな麺と、甘辛で真っ黒な色をした少量のツユにあります。
私がこの麺の存在を知ったのは、またもや漫画「クッキングパパ」w 単行本の付録ページの旅行記に出てました。実際はじめて食べたのはいつだったかな? もう15年以上前ですかね。なんか老舗だったと思いますが店名は忘れました^^; 麺のあまりの柔らかさにちょっとビックリした覚えがあります。それでも味の方は結構気に入りました^^
現地行かない限りそうそう食べられる物じゃ無かったのですが、近年はスーパーでも見かけるようになりました。よく買って食べているのですが、ただ茹で麺とツユが入っているだけのもんにしては、結構高いんですよね>< またいつでも置いてるわけじゃなく、食べたいときに食べられない・・・
そこで、先日の三重県への潮干狩り行の際、あの独特のツユだけ売っていないか探したのですが、麺とセットのお土産物はいくらでも置いてあるものの、ツユだけっての見つかりませんでした>< じゃー作っちゃえ!というのが、この記事の眼目ですw
ネット上の記事をいろいろ参考に作ったのが、以下のレシピです。分量は10人分。
1.まず出し汁を作ります。水250㏄に昆布3cm角1枚を入れ火にかけます。
沸騰直前に昆布を取り出し、雑節15g入れて弱火にし5分ほど煮出してから濾しておきます。
2.鍋にみりん200㏄を入れて火にかけ、沸騰させてアルコールを飛ばします。かなり大きな火があがることがありますのでご注意を。これにたまり醤油200㏄と1で作った出し汁・砂糖20gを加えて沸騰させ、弱火で10分ほど煮れば完成。
一人前の汁の量はこんなもんですかね。麺は生麺から作ると1時間以上茹でるそうですので、適当な茹で麺を用意しました。より本物ちっくにするには、鍋用などの太い茹で麺を長めにもう一度茹でて、いわゆる麺の”のびた”状態にすればいいのですが、普通に茹でても構いません。この辺はお好みですね。
湯切りした麺をそのままツユを張った容器に入れ、ねぎの小口切りや削りカツオを散らして出来上がり。よくかき混ぜてどうぞ。
一味を多めに振ると美味しいですよ~w
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