286A灯油化の顛末 その2
その1でお伝えした通り、ジェネレーターを214用の物に交換したものの全く光量の安定しないうちの286改、どこが問題なのか? いろいろ調べてみると、ジェネ交換だけで問題なく燃焼する事例も多々あるのですが、それだけではうまく動作しない場合もあるようです。何故成功する場合としない場合があるのかは不明ですが、原因はどうやらバルブパーツにあって、その下部に付いていてタンク内に差し込まれているフューエルチューブを改造することで、動作が安定するらしいことが分かりました。
ジェネレーターを固定していたジャムナットの下にある薄いナットを緩め取ると、エアパイプの付いたランタン上部とグローブをのせる皿が外れます。中は虫の死骸でいっぱい^^; 皿をのせてた円筒状の部品を外すには、バルブのツマミを取り外す必要があります。
バルブパーツをタンクから取り外すにはかなり力が要りました。バルブの方を万力に挟んで回すとやりやすいようです。
取り外したところ。このタンク内に隠れている部分、フューエルチューブの先にマチ針の径ほどの小さな穴が開いています。ここから燃料吸い上げるわけですね。これはWG用のバルブパーツですが、ケロシン用のものだとその穴がもっと大きいのだそうです。つまり明暗を繰り返すのは、燃料の吸い上げ不足が原因なのではないかということ。そこで径を拡げました。1.5mmほどがよいということで、とりあえず1mmくらいにして様子見ようと思ったのですが、簡単に削れてしまってすこし開けすぎちゃいました><
再度組み立てて燃焼実験開始。見事
明暗 は収まりました。3時間ほど連続運転しましたが、特に異常燃焼は認められません。
無事改造完了!
と思ったのですが・・・
なんと、ランタンのせている椅子の縁の溝に、結構な量の灯油が>< どこかから燃料が漏れてるようです;;
怪しいのはこの2箇所。バルブとタンクの結合部分か、バルブとジェネの結合部分。けど何度か閉め直しや組み直しして再実験したのですが、一向に収まらないんですよね^^; どこから漏れてるのか見定めるために、ホヤとか皿とか燃焼そのものに関係ない部品組まずに燃焼させて、途中から
大炎上して怖い目にもあったし><
ポンピングしただけでは漏れないようですが、点火して暫くするとじわ~っと漏れ出してきます。場所は結局特定できてないのですが、どうもバルブとジェネの結合部分の方っぽい。でもそこってジャムナットで、ジェネのラッパ状の部分とバルブの凸面を合わせて押さえてるだけっぽいので、もともとそんなに密閉されているようにも思えない。となると漏れるのは、フューエルチューブの穴拡げ過ぎで、こんどは燃料の吸い上げ過多に陥ってるせい?
よく分からないけど、このままだと全部パーになっちゃうのでこれ↓注文出しました。30日前後に届く予定。
(つづく)
Coleman(コールマン) 214A700ケロシンランタン用バルブ一式
これまで付けると、改造というより214そのものになっちゃう?^^;
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