286A灯油化の顛末 その3
燃料漏れで
実用化できない286改。不具合解消を期待して注文した214用のバルブが土曜日に届きました。
Coleman(コールマン) 214A700ケロシンランタン用バルブ一式
バルブには、開閉用のプラ製のツマミとそれを止めるネジ、バルブとホヤ等をのせる皿を止めるナットが付属します。これらは286のをそのまま流用すればいいかなと思いましたが、ネジのピッチがうちの286のものとは違いました。よってこれも使用しました。
気になるフューエルチューブの先の穴はというと、さほど変わらない・・・ というより、286の方の拡げた穴の方がまだ小さい^^; ちょっと不安がよぎります。
早速組み立てて燃焼実験開始! 先日はこの椅子の溝に溜まるくらい漏れましたが・・・
1時間燃焼後、
漏れ無し^^ 漸く大団円を迎えましたw
さて、漏れの原因は一体何だったのでしょう。漏れそうな箇所は、バルブ先とジェネレーターの結合部かバルブとタンクの結合部。通常考えられるのは、バルブとタンクの結合部だと思います。しかしここをシーリングせずに部品交換に踏み切ったのは、検証中確定は出来ませんでしたが、80%くらいはバルブ先とジェネレーターの結合部が漏れ箇所であろうと見当をつけたから。結果バルブ交換で漏れは止まった訳ですが、チューブ先の穴の大きさはさほど変わらないことから、もし本当にここが漏れ箇所だとすると、バルブ金属部分の中が214用と286用は同じではないということになるのでしょうか。もしくは214用のジェネに交換するだけで実用化している例が多々あるようですから、中が同じでもバルブのちょっとした出来の具合によって成功不成功が左右されているのかもしれませんね^^;
ただ漏れ箇所がバルブとタンクの結合部だった可能性も残ります。上の写真と一番上の写真を見比べればお分かりいただけるように、送られてきた214用のバルブは、286に付いていた物よりタンクと結合するためのネジ部分が長いんです。このおかげで漏れが止まったことも考えられますね。シーリングしただけでも実用化できたかもしれないです^^;
当初考えていたより時間も費用もかかっちゃいましたが、使える目途は立ったので良しとしましょうw
最後にお約束の一言を。今回は、286の灯油化改造というより214化という結果に終わりましたが、ジェネのみの交換やチューブの穴の拡張等による改造灯油化は、製品が保証外になるのみならず
重大な事故を引き起こす可能性もあります。改造を試みられる方はその辺りをご認識の上、
自己責任ということでお願いしたします。
286持ってたからやりましたけど、灯油化できる機種お持ちじゃないとか、これからランタンの液燃化考えていらっしゃるなら、素直にこちら↓買うのがお手軽かと^^
コールマン ケロシンランタン#214
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