2008年03月17日
野蒜(ノビル)
昨日の午後、左義長見物の帰りに野蒜(ノビル)を少し採取してきました。
よく洗って土を落とし、ひげ根を切って薄皮を1枚剥ぎます。
また湯がくと球の部分だけを噛み千切りにくくなりますので、茎はすべて落としておいてもいいでしょう。
他に全草きざんで餃子の具に混ぜたノビル餃子もおつですが、私が1番好きなのは素揚げです。鱗茎だけを軽く揚げて塩振って食べます。これも酒の肴に最高ですw
ちなみにいつもと写真の形が少し違うのは、携帯電話のカメラの練習に撮った写真だからです^^;
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20:00
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2008年03月17日
春を告げる奇祭 近江八幡左義長祭 ~昼編~
昨日は、近江八幡に春を告げる祭、日牟礼八幡神社の左義長祭に行ってきました。
左義長とは、一般的に小正月に松飾や注連縄などを焼き、その年の息災を願う行事で、各地で「どんと」・「とんど」・「どんと焼」・「どんどん」などと呼称され、その起源は、宮中行事の三毬杖にあるといわれています。日牟礼八幡神社の左義長祭は、近江八幡五大祭のひとつで、平成4年に国の無形民俗文化財に選択された近江八幡三大火祭のひとつでもあり、毎年3月14・15日に近い土日に行われます。毎年4月に行われる八幡祭が日牟礼八幡神社近郷村の祭なのに対し、左義長祭は旧八幡城下町の祭です。詳しいことは、こちら をご覧下さい。
さて、14時頃家を出発。旧城下町に入ると家々の軒先に、短冊のような赤紙や薬玉をぶら下げた竹枝が飾られ、祭気分が盛り上がります。
途中、新町通りの左義長宿を発見。ここは年明けくらいから、祭に奉納される松明・だし(松明前面の飾り)・赤紙(松明上部の飾り)の3つの部分を一基にして、前後に棒を通しつり縄で括り固め、御輿状に担ぐように作り上げた物(これ自体も左義長という)を製作してきた本部みたいなものです。現在左義長は13基奉納されてますから、左義長宿も13宿あります。
宿に左義長が置いてなかったので、旧城下内を練り歩き(げい歩といいます)中かとうろうろしましたが、1基も見つかりません>< 八幡堀宮前に掛かる橋まで来ると、門前に勢ぞろいしていたみたいです。中にはすでに宿に帰ろうとしている左義長も。
前述しましたように、左義長は3つの部分から出来ています。松明と赤紙、そしてだしです。だしはその年の干支に因んだテーマを以って作成され、意匠を凝らした作り物は左義長の見所のひとつです。前日には、その出来栄えを審査するコンクールが行われています。
今年のコンクール優勝は、為心町左義長製作委員会の左義長で、命題は、「宴舞 献上」です。
ところでこのだし、主に何で出来ていると思いますか。実は穀物や海産物など食べられる物を材料に作られているんです。為心町のだしで材料に挙げられているものは、菜種・海苔・道明寺粉・味甚粉・唐辛子・乾燥フカヒレでした。赤こんにゃく・でっち羊羹・丁字麩・ういろ・栗饅頭など近江八幡名物ばかりを集めて作っただしもありました。
いくつかだしを眺めていると、門前では「組合せ」とか「けんか」と称される左義長どうしのぶつかり合い・押し合いが始まりました。これもこの祭のみどころのひとつですね。若者の叫びや左義長の軋む音が響き、大変な迫力です。
そちこちでぶつけ合い、押し合ってます^^;
この後、左義長は一旦各宿に帰り、祭のクライマックス門前での夜の奉火を待ちます。うちもひとまず家に帰って再度夜出かけることとしました。( つづく )
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