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2009年05月27日

286A灯油化の顛末 その2

286A灯油化の顛末 その2

 その1でお伝えした通り、ジェネレーターを214用の物に交換したものの全く光量の安定しないうちの286改、どこが問題なのか? いろいろ調べてみると、ジェネ交換だけで問題なく燃焼する事例も多々あるのですが、それだけではうまく動作しない場合もあるようです。何故成功する場合としない場合があるのかは不明ですが、原因はどうやらバルブパーツにあって、その下部に付いていてタンク内に差し込まれているフューエルチューブを改造することで、動作が安定するらしいことが分かりました。

 ジェネレーターを固定していたジャムナットの下にある薄いナットを緩め取ると、エアパイプの付いたランタン上部とグローブをのせる皿が外れます。中は虫の死骸でいっぱい^^; 皿をのせてた円筒状の部品を外すには、バルブのツマミを取り外す必要があります。

286A灯油化の顛末 その2286A灯油化の顛末 その2

 バルブパーツをタンクから取り外すにはかなり力が要りました。バルブの方を万力に挟んで回すとやりやすいようです。

286A灯油化の顛末 その2286A灯油化の顛末 その2

 取り外したところ。このタンク内に隠れている部分、フューエルチューブの先にマチ針の径ほどの小さな穴が開いています。ここから燃料吸い上げるわけですね。これはWG用のバルブパーツですが、ケロシン用のものだとその穴がもっと大きいのだそうです。つまり明暗を繰り返すのは、燃料の吸い上げ不足が原因なのではないかということ。そこで径を拡げました。1.5mmほどがよいということで、とりあえず1mmくらいにして様子見ようと思ったのですが、簡単に削れてしまってすこし開けすぎちゃいました>< 

286A灯油化の顛末 その2286A灯油化の顛末 その2

 再度組み立てて燃焼実験開始。見事 は収まりました。3時間ほど連続運転しましたが、特に異常燃焼は認められません。無事改造完了!

286A灯油化の顛末 その2




 と思ったのですが・・・

 なんと、ランタンのせている椅子の縁の溝に、結構な量の灯油が>< どこかから燃料が漏れてるようです;;

 怪しいのはこの2箇所。バルブとタンクの結合部分か、バルブとジェネの結合部分。けど何度か閉め直しや組み直しして再実験したのですが、一向に収まらないんですよね^^; どこから漏れてるのか見定めるために、ホヤとか皿とか燃焼そのものに関係ない部品組まずに燃焼させて、途中から大炎上して怖い目にもあったし><

286A灯油化の顛末 その2286A灯油化の顛末 その2

 ポンピングしただけでは漏れないようですが、点火して暫くするとじわ~っと漏れ出してきます。場所は結局特定できてないのですが、どうもバルブとジェネの結合部分の方っぽい。でもそこってジャムナットで、ジェネのラッパ状の部分とバルブの凸面を合わせて押さえてるだけっぽいので、もともとそんなに密閉されているようにも思えない。となると漏れるのは、フューエルチューブの穴拡げ過ぎで、こんどは燃料の吸い上げ過多に陥ってるせい?

 よく分からないけど、このままだと全部パーになっちゃうのでこれ↓注文出しました。30日前後に届く予定。(つづく)

Coleman(コールマン) 214A700ケロシンランタン用バルブ一式
Coleman(コールマン) 214A700ケロシンランタン用バルブ一式


 これまで付けると、改造というより214そのものになっちゃう?^^;




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この記事へのコメント
お疲れ様です。

やっぱり、燃料が違うと細部にわたり部品も違うのでしょうね。

うまくいくことを願っておりますよ。
Posted by たそがれライダー at 2009年05月27日 16:53
あ~ 2話で完結しませんでしたか。
なかなか,奥が深そうですね。

僕も,うまくいくことを祈ってます。
Posted by 掘 耕作 at 2009年05月27日 17:58
たそがれライダー さん こんばんは。

なかなかうまくいかないもんです^^;
ジェネ交換だけで済むなら万々歳だったのですが・・・
Posted by TaKaTaKa at 2009年05月28日 21:10
掘 耕作 さん こんばんは。

すんなり終わらせてくれませんでしたね~^^;
ハッピーエンドの第3話で終わるといいのですが・・・
Posted by TaKaTaKa at 2009年05月28日 21:12
なるほどー燃料が違うとちょっとしたセッティングの違いでも影響するん
ですね。そして燃料漏れですかー。。
せっかく光は安定したのになー残念です。
3話目でうまくいくといいのですが。。。
Posted by norinorinorinori at 2009年05月28日 23:04
大炎上ですか、やけどしませんでした?

次はきっとうまくいきますよ、だいじょぶ、だいじょうぶ~(←無責任)
私も祈らせていただきます。
Posted by ちーパパちーパパ at 2009年05月29日 10:36
こんにちは。

今回のシリーズ、結構勉強になりました。

自分の214もバラして、覗いてみたくなりました。

ストーブはメンテも含めてよくバラすんですが、
ランタンも一回バラして組み立て直すと、
結構理解が深まりそうですね。

もう1台、ケロシンランタン欲しいのですが、
コールマンのWG用を改造してケロシンランタンにするのも面白そう!
Posted by ユキヲ at 2009年05月29日 14:11
norinori さん こんにちは。

穴の違いは、
燃料の流動性の違いからですかね。

燃料漏れには参りました><
灯油とはいえやはり怖いですから。

今日部品届くはずです。
無駄にならなきゃいいんだけど・・・
Posted by TaKaTaKa at 2009年05月30日 11:00
ちーパパ さん こんにちは。

火傷はしませんでしたが、
雨落ちそうだったので、
屋根のある狭い場所でやっていたため
かなり焦りました^^;

投資がパーになるのは寂しいので、
なんとか実用にもっていきたいです。
Posted by TaKaTaKa at 2009年05月30日 11:03
ユキヲ さん こんにちは。

286はさほどバラスといっても
たいした部品数も無いし
お手軽なんですけどねw

手持ちのWGタイプで改造できる機種あるなら、
おやりになるのも一興かを^^
わざわざ買うなら、
214もう1台買うか639お勧めします。
さらにいうならペトロとか買った方がいいかも^^;
Posted by TaKaTaKa at 2009年05月30日 11:10
はじめまして!

自分もケロシン大好きでコールマン#282を前回ケロシン化して使ってます^^

自分はバルブタンク内のフューエル吸い込み口を0.8ミリに広げチラツキを解消。

燃料漏れはたぶんバルブとタンクの締め付けて取り付けで液体パッキンを塗れば圧力と熱がかかっても燃料漏れすることはなくなると思います。

ジャムナット部分からの漏れはまれにありますがタンクとバルブ接合部に液体パッキンを使用していないのならばそちらが怪しいと思います。

以上、成功することをお祈りします。
Posted by ダッチブー at 2009年05月30日 19:23
追加の書き込みです。

フューエルチューブの穴の広げすぎは1.5を超えなければさほど問題にはならないと思います。

液体パッキンですが自分はホームセンターのカー用品売り場にあるホルツ性
ファイヤーガムを使用しました。
Posted by ダッチブー at 2009年05月30日 19:45
ダッチブー さん はじまして こんばんは。

いろいろアドバイスありがとうございます。

わたしも最初はタンクとバルブの結合部疑って、
シーリング剤買いに走りかけたんですよ。
けど締め込み不足かもと思い直して引き返したんですw
結果締め直してもダメだった訳ですが、
何度か検証するうち、
ジャムナットの上に灯油が浮いているっぽいのを発見したんですよね。
そこから漏れると当然バルブとタンクの結合部にも漏れ溜まりますので、
どちらから漏れているか確証は得られなかったのですが、
80パーくらいはバルブとジェネレーターの結合部だろうと考え、
214用のバルブ注文した次第です。

これでダメならシーリング、さらにだめならジェネ交換まで考えたのですが、
バルブ交換後漏れは止まりました^^

214のバルブのタンク結合部のねじ山は、
元から付いていたバルブのねじ山より数が多いようなので、
それで止まった可能性もあります。

結局今回の漏れが実際どっちから起こっていたかは判然としませんが、
一応実用の目途が立ちましたのでよかったですw
Posted by TaKaTaKa at 2009年05月31日 20:29
こんにちは。私も286Aに214のF/Aチューブアッシーとジェネレーター交換とヒートカップの追加でケロ化して使っています。

214のバルブアッシーは286のものよりわずかに寸法(ネジ部の)が長いようで、少し納まりも悪く結合部から噴き出してしまいました。もともと液体パッキンの跡もあったようなので、手元に液体パッキンが無かったものですから代わりにシールテープを上の方に噛ませて組直したら治まりました。
ジェネレーターの結合部もやや吹いていたので、こちらのほうは何度かかなりきつく締め直すことで治まりました。が、取り替えるのが基本のジェネレーターでここから吹くというのは構造的な欠陥だとも思います。こちらはパッキンとかを当てるわけにいきませんから。

みなさんのブログを参考にさせていただいて、次回は288をケロ化してみようと思っております。こちらの方は「金をかけない」をテーマにして、ジェネレーターのスプリングをアルミで自作&フューエルチューブの穴を拡大&カセットガス空き缶でヒートカップ自作で挑んでみるつもりです。
Posted by てるる at 2012年06月10日 09:45
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