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Posted by naturum at

2007年12月27日

ビワコマイアミランド

 12月23日~24日に1泊2日で、滋賀県野洲市にある ビワコマイアミランド へキャンプに行ってきました。

 湖岸道路沿い、同会社が管理するマイアミ浜オートキャンプ場の東隣にあるキャンプ場です。 

 22日に行く予定でしたが、雨で断念。翌23日午前は雨でしたが、お昼前に止み、お天気は良いとはいえないものの、24日にかけてそう荒れなさそうだったので、急遽出撃することに。

 場所はこちら。



 12時頃にあらかじめ予約の電話を入れると、オートキャンプ場の方に繋がりました。その日はマイアミランドの方は管理人がいないとのこと。オートキャンプ場の管理棟で手続きするよう指示されました。

 現地には13時過ぎに到着。家から10分ちょいですw 手続きを終え、マイアミランドの方へ行くと、入り口は封鎖されてました>< まあ簡単に動かせるバリケードと紐1本張ってあるだけなので、脇にどけて入場。


 入ってすぐに管理小屋があります。車はここを左に折れた駐車場に入れることになります。いろいろ貼ってありますね~ 料金はデイキャンでひとり大人500円・子供300円、キャンプで大人800円・子供500円・テント1張1000円です。

 いつも思うんですけど、フリーサイトでのテント1張いくらって表記、タープ張るのに別料金必要なのか判らないんですよね。タープ含むとかタープ代として別料金表記してあるところもありますが、ただテント1張いくらとしか表記の無いところも多いです。こちらは、あらかじめメールで問い合わせたところ、タープの設営料は無料との返事をいただいてました。

 うちは電話入れてから行きましたが、予約は不要のようです。受付に誰もいなくても勝手に入ってやってれば、後で集金にくるとのこと。



 管理小屋裏にリヤカーが数台置いてありました。荷物を載せサイトの選定に。場内は無人でカラスがいっぱい>< 結局帰るまで場内は貸切状態でしたw 木の下はまずいかなと上の開けた木の間に設営。けど人がいる間はカラスはほとんど見なかったです。帰りに荷物積み込んで場内みると100羽くらいいましたがw

 設営したのは、十数年ぶりの実戦投入となるゴアエスパースとイスカの小さなタープ。ほんとはタープの片側を上げて、そこの端にテント置くつもりだったのですが、ポール持ってくるの忘れました>< 雨降ったので靴脱ぎがなく困りました。

 サイトは土というより砂利混じりの砂地です。直火は禁止。多分湖岸道路側によれば土が多く、湖岸によれば砂が多くなるのだと思います。設営した場所では、たまにペグが石に当たって入らないこともありますが、概ね打ち込みは楽です。ただかなり砂っぽかったので、長めのペグでないと抜けやすいです。一度強風時にタープのペグが、引き抜かれたというより土砂ごと引き倒された感じで抜けました。



 設営も終わり、今回のキャンプの目的のひとつである ベーコン作り の準備も出来たので、場内の探検に。分かり易いように場内にあった見取り図に点を落としてみました。以下説明は上の図を参照なさってください。

 まずはトイレ。

 左の写真がトイレ①です。場内から出て駐車場への誘導路を横切った位置にあります。ユニークな形状してますが、液体燃料貨物車から取り外したタンクを改造したようです。水洗です。といって感知式でもボタン式でもなく、ず~っと水が流れています^^; 紙も沢山置いてありました。男子用は小用2つに大用1、いや2だったかな。翌日連れ合いが来て女子用使いましたが、便座は暖かかったそうです。キャンプ利用者は基本的にこのトイレを使うことになると思います。

 右写真のトイレ②は場内にありますが、キャンプ可能な場所から東側に離れたテニスコートの脇にあります。トイレ①も汚くはないですが、トイレ②のほうがずっときれいです。

 前に看板があってトイレの仕組みを説明してあります。汚水を処理して再利用される循環式のトイレです。

 トイレ①の方には何の説明もありませんが、多分同様の処理がなされているのでしょう。








 トイレ①やや北西側場外から場内を見渡した写真。オレンジの○が今回のサイト設営位置。


 管理小屋西側に水場・かまどがすぐ近くに隣接してあります。両方とも片側に6つ両方で12づつの蛇口とかまどがあります。

 ちなみに管理小屋少し先西側には、簡易な屋根とテーブル・椅子のおいてある場所が何箇所かありますが、有料の札が立ってました。

 下の4枚の写真は、地点①から南・東

北・西を向いて撮影したものです。


 地点②。オートキャンプ場との境です。看板には、こっちの施設はべつだよ~、利用はいくらいくらだよ~みたいなことが書いてあります。


 地点②の看板を背に東側を撮影。


 地点③から東を向いて、フェニックスビーチと名づけられる場所を撮影。写真右にトイレ②が写っています。

 ここは芝地になってますが、キャンプ・バーベキューともに禁止です。どういう使い方するんでしょうかね。弁当広げるだけなら、わざわざ有料施設入らなくても、湖岸にいくらでもありそうなものですが。右手奥に写る松林内でキャンプが出来るかは不明。見に行きませんでした。遠いんだもの><



 地点④から湖側を見渡したもの。右手に見えるのは奥から長命寺山・沖ノ島。写真では判りづらいですが、正面から左に連なって比良山地が一望出来、湖岸に寄って左手を見れば比叡山も臨めます。

 琵琶湖の東岸は西岸に比べ遠浅になっていて、ここの砂浜も水遊びにちょうど良さそうですが、場内にはあちこちに、ここは水泳場ではありませんとの看板があります。まあ自己責任でということでしょうか。


 さて、場内の説明ばかりしていて肝心のキャンプはというと、雨にも降られずちゃくちゃくとベーコンは完成へと向かいつつある夕暮れ、あたりもほの暗くなってきた頃、雲間から月がでて湖面を照らしそれはそれは美しい(写真はあまり美しくないですが^^;) 夕食は浜辺に寄って月明かりの写るのが見えるところにしようと、準備開始。子供はジャガイモの芽を取ってます。メニューは茹でジャガを炙ったのに、手羽先の塩焼き、焼餅です。


 浜辺に夕食のセッティングをし、さあこれからという時に雨が;; 結局タープ下に戻っての夕食となりました。タープの濡れてるのは判りにくいですが、地面の色が違うのがお分かりいただけると思います。

 雨は断続的に降ったり止んだりで、特にトイレ行きたくなるとまた降り始めるのには閉口しました><

 21時頃には就寝準備に。火の後始末をしてさあテントに入ろうとすると、一瞬の強風が。タープのペグが1本飛び去り、タープはバサバサとはためく有様。火の始末したあとでほんと良かったです。タープ倒して寝ようかとも思ったのですが、風はその一瞬だけのようでしたので、ロープやらペグやらで増強して就寝しました。

 先日の 黄和田でのキャンプ でえらい寒いおもいをしたので、今回はシュラフ二重です。

 その時ほど気温下がりませんでしたので、子供は一度も朝まで起きることなく寝ることができたようです。私は汗かきましたw





 夜中に何度か目が覚めたのですが、風でタープのはためく音が聞こえます。またペグ飛んだかなと思いましたが、出るの面倒なので放置。また眠りについてしばらくすると、外に出してあるコッヘルを小突くような音で目が覚めました。コッヘルの中には手羽先のガラが入っていましたので、猫かなにかでしょう。出来上がったベーコン、スモーカーの中に放置して寝ようかとも思ったのですが、仕舞っておいて正解でした。翌朝ベーコンいれてた鞄をみると爪で引っかいたようなほつれがいくつも><。この時は、さすがに追い払うためランタンを点けてテントを開けたのですが、タープに見事な影ができてます。風も無く夜空には月がまぶしいほど光り、星々が煌いてました。翌朝は穏やかな天気かなと眠りについたのですが・・・

 朝起きると、対岸に虹が見え、晴天とまではいかないものの太陽も顔を出していました。


 ところがしばらくすると、雨が降り始め、おまけにかなりの強風に>< 朝ごはんどころではなく、タープ倒して荷物を水場に運んで避難。テントは4シーズン用の山岳テントですのでさすがにびくともしませんでしたが、タープはポール折れそうなほど風でたわんでました。避難中、今度は二重の虹がかかってました。上の写真と見比べると風で白波の立っているのがよく分かると思います。


 水場に避難して朝食をとっていると、またまた虹が。今度のはきれいにアーチ状にかかってます。結局この日は4つ虹をみました。


 11時頃に雨も小止みに風も少しおさまったので、もう少し滞在する予定でしたが早めに撤収。12時にはキャンプ場をあとにしました。

 そのまま野洲駅前の ほほえみの湯へ。キャンプ場には風呂設備がありませんし、シャワーらしきものありますが夏だけのようです。

 ここ駅前という立地に比して結構ひろく、なかなかいいお湯です。天然温泉ではありませんが、人工温泉や日替わりの薬湯などがあり、食事や散髪もできます。

 入浴後、近くの平和堂で食事をし、クリスマスイブのケーキ代わりに31のアイスを買って帰宅しました。こどもにどうだったか聞くと、雨風にめげたかなと思っていましたが、また一緒してくれそうな返事でしたw


 さてこのキャンプ場、設備からすると若干お高い感じですが、1泊2日でも9時にチェックインして翌日17時にチェックアウトすることが可能ですので、かなりゆったり過ごすことができます。湖岸緑地岡山園地(通称牧キャンプ場)が、キャンプ黙認状態から今年5月にキャンプ・バーベキュー禁止の看板が立てられ、キャンプ不可能となったいま、琵琶湖東岸で通年利用可・予約不要の気軽にキャンプできる場所は、もうここしか無いのかもしれません。


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Posted by TaKa at 23:33Comments(2)